【食文化】イギリス料理のイモ!(超重要)
How do you do?
ロンドンより、じゅんです。
今日はイギリス料理の中で、常に主役を張っている「いも」すなわちジャガイモの特集をすることにしました。
なぜなら、ジャガイモはとても大事だからです!!
ジャガイモはおかずですか?主食ですか?
我が家では、だいたい晩御飯は「コメかイモか?」でメニューが決まります。イギリスに来た当初、晩ごはんにお米とジャガイモ料理を一緒に出したら、「あり得ない!!」と旦那に怒られたことがあります。ジャガイモは主食なのです。理由は、炭水化物と炭水化物を一緒には食べられないから、だそうです。
(じゃあ関西人はどうなるんだ!山芋たっぷりのお好み焼きおかずにゴハン食べれるけど。とか心の中で思ったけど、イギリス人の主張も聞いてみましょう。)
お米に色々なバリュエーションがあるように、ジャガイモにもバリュエーションがあります。
ロースト・ポテト
言わずもがな!ローストビーフやローストチキンの付け合わせにうってつけ!基本的にロースト系のお料理は冬場に作ることが多いので、「ロースト・ポテト」は冬によく作ります。
一旦茹でたジャガイモをオリーブオイルやラードに馴染ませ、お好みのハーブと塩胡椒で味付け!オーブンだと、焼き時間はだいたい1時間くらいで外がカリカリ中がホクホクのローストポテトができます。
ボイルド・ポテト
ボイルド・ポテト、そのままです。
最初に出てきた時は、ただ茹でただけのジャガイモなので、何かの嫌がらせかと思いました。イギリス人にとっては立派な一品です!
我が家ではボイルド・ベーコン(ゆでベーコン。なんで茹でるのかはわかりません)をしたときに登場!塩が効いたベーコンと一緒に食べると、味付けなしでもちょうどいいくらいです。
マッシュ・ポテト
日本でもお馴染みのマッシュ・ポテト!
みなさん色々お気に入りの作り方があるかもですが、イギリスでは本当に薄味です!どこ行ってもだいたい薄味なので、イギリス=薄味だという結論に至りました。ちなみに、味無しジャガイモは罰ゲーム的です。味ないと結構食べられないもんです。。
そんな我が家では・・・
『バターたっぷりマッシュポテト』
レシピ:茹でたジャガイモがアツアツのうちに、まずバターを投入。ひたすらマッシャーで潰していくと、お芋がホクホクになってきます。そこで牛乳を好きな硬さになるまで加え、塩コショウ!
前回のブログ
【まとめ】あつまれ『イギリス料理』! - Jun's Blog | ✴︎ロンドンでしたい100のこと✴︎
でもご紹介した「シェファーズパイ」を作るときも、このレシピで作ります!
ジャケット・ポテト
日本ではまだまだ知られていない、イギリスの美味しいジャガイモ料理「ジャケット・ポテト」。
これも基本はオーブンで焼いたジャガイモをベースにしたお料理です。しっかり焼いたホクホクのお芋をに切れ込みを入れて、バター、チーズ、煮豆、ツナなど・・・好きな具材を詰めて、もう少しだけ焼くこと数分!完成です!
パブなんかでも出しているお店が多いです!
「フッシュ・アンド・チップスはちょっと重いなー。けどお腹すいた」みたいな時に助かるメニュー!他のイモ料理に比べてしっかり味つけがあるので私も大好きです!
チップス
「フィッシュ・アンド・チップス」の地味な方、マクド○ルドのサイドメニューのあれです!マクド○ルドでも、「スモール チップスひとつ!」って頼みます。
イギリスでは健康志向が流行っていて、塩はかかってない状態で提供されることが90%です・・・。
クリスプス
「あれ、フライドポテトがチップスだったら、ポテトチップスはなんていうの?」
日本では「ポテトチップス」と呼ばれるものは、クリスプスと言います!どこの国でも人気ですね!
まとめ
アメリカ(NY)に以前行った時、「フライドポテトは、フレンチフライって言うんだよ。」って習ったので、イギリスにまだ慣れない頃、「フレンチフライが食べたい」って普通に言ったら、、、
「はぁぁぁあ!?( ´Д`)」ってめっちゃ怒られました。
英国でフレンチフライって言ったら、非国民扱いされるの気をつけましょう。