5:V&Aミュージアムでランチをする|✴︎ロンドンでしたい100のこと✴︎
How do you do?
ロンドンは5月半ばに差しかかりますが、朝晩10℃以下の日もあり、日本の暖かいゴールデンウィークが羨ましい限りです。涙
Victoria & Albert Museum
今回はロンドンの穴場スポットをご紹介。
無料の博物館シリーズ第三弾!
ビクトリア&アルバート・ミュージアム(V&Aミュージアム)は入場無料!で楽しめるロンドンの博物館・美術館の中では、『一番ゆっくり過ごせる』ミュージアムです。
『お子さまの水遊び&お昼寝歓迎!な中庭』
こちらの博物館の見どころは、なによりも美しい中庭!
V&A博物館は、1851年のロンドン万博が発端。その当時の女王ヴィクトリアと旦那のアルバートが万博を見て、イギリスも負けてられない!という意気込みで、万博の収益を元手に作られた博物館です。現在の建物は1899年にAston Webbという人がコンペに採用されて、作られたものです。
ちなみに、スコットランドに別館があるのですが、そちらの設計は日本人建築家の隈研吾さん。
訪れたのは4月の下旬でしたが、みなさん気持ちよさそうに日向ぼっこを楽しんでいらっしゃいました。
芝生に寝転がってる若者たち、
カフェラテ片手にテラスに腰掛けておしゃべりしているおばあちゃん達、
公園の噴水と間違えて全力で水遊びしている子供たち、、
綺麗に手入れの行き届いた芝生の上で、思い思いの過ごし方をみんなしています。他人の目とか気にせずにお構いなしに自由にのんびりするって、本当に気持ちがいいです!
イギリスと日本の違いは、
「私は私でいいと思えること」だと、私は思います。人の目とか気にしなくて、自分らしく好きな物、好きなことをできるので、窮屈さはあまり感じない国です。
『まるでお城!美しいカフェテリア』
今回、こちらのミュージアムに来たかった一番の理由は、実はこのカフェでした。
大英博物館や自然史博物館でも、サンドウィッチなどの軽食やコーヒーなどはあるのですが、
「V&Aはわざわざランチしに行ってもいい!」というウワサを聞いていました。
入ってびっくり!なんとも装飾が美しい!サンドウィッチなどの軽食から、ラザニアなどのホットフード、ワインなどもありしっかり食べられるメニューも揃っています!
お値段は10〜20ポンド程ですので、ロンドンの物価を考えれば標準的なお値段です。
こちらのカフェでご飯して、お庭でゆっくり過ごすだけでも来る価値がある博物館です。
気になる展示
展示コーナーは、0〜6の7フロアになり、主なみどころは1〜3に集まっています。
こちらのミュージアムでいちばん有名なのは、なんと言ってもラファエロ・ギャラリー。
ルネッサンスの巨匠ラファエロがバチカンのローマ法王のいる、システィーナ礼拝堂を飾るタペストリーを作るために、その下絵として描かれた「カルトン」と呼ばれる絵画。元は10枚あったようなのですが、残存するのは7枚。そして、その7枚全てがここに展示されています。
元はイギリスの産業博物館だったこともあり、イギリスにまつわるものが、なんでも展示されています。ファッションの歴史コーナーはたくさんのドレスが飾ってあり、非常に見応えがあるコーナー。
今回は自然史博物館のおとなりにあったので、そちらに行く前に「腹ごしらえでも」と気合を入れず、回りましたが、のんびりうろうろ見て回るにはちょうど良い博物館でした。
最後に私のお気に入りの展示3点をご紹介しておきます〜
ヴィクトリア女王のセンスを疑うんですが、、、
めっちゃ牙ささってるけど。笑